
この記事はYouTubeでフィギュアのリペイント動画を投稿しているAtsuki Artチャンネルが監修しました。
今回はフィギュアのリペイントで使う10個の補助的な塗装道具について解説します。
では、いきましょう!
フィギュアのリペイントで使う10個の塗装周辺道具
①塗料皿
塗料をうすめるときや、色を混ぜ合わせる(調色)ときに使います。空の瓶を使って調色することもできますが、必要な塗料が少量でもいい場合は塗料皿を使いましょう。
サランラップを敷いて使うのがオススメ。塗装が終わって塗料皿を洗うとき、こびりついた塗料が剥がれなくなることがあります。サランラップを塗料皿と塗料の間に挟んでおくことで、片付けるときはサランラップを捨てるだけで済みます。
②ペーパーパレット
筆塗装の調色に使います。紙でできているため、便利です。
- ちぎって好みのサイズに調整できる
- 塗装が終わったらそのまま洗わずにごみ箱に捨てられる
プラスチック製のパレットもありますが、洗うのが面倒ならばペーパーパレットがおすすめです。
③スポイト
うすめ液をスポイトで吸い取り、塗料皿の上で塗料をうすめるのに使います。100円均一で販売されているものでも充分使えます。(上の写真はダイソーのスポイトです) 一般的にラッカー系塗料をうすめる比率は、「ラッカー塗料:うすめ液=1:2」です。慣れないうちはスポイトの滴数で調整してみてください。
④調色スティック
塗料便の中で分離した塗料を混ぜる(撹拌する)のに使います。 調色した後で洗うのが面倒であれば、爪楊枝などの使い捨てできるものでも代用できます。
⑤持ち手
手に塗料が付かないよう、持ち手でパーツを挟み込み、棒の部分を持って塗装します。塗装後は、土台に差し込んでパーツを乾燥させます。
模型メーカから販売されている既製品を使わなくても、100均にあるもので工夫することができます。上の写真は100均の爪楊枝(④と同じ)とクリップを瞬間接着剤でくっ付けたもの。今のところ、コレが一番おすすめの持ち手です。
市販の持ち手はプラモデルの塗装用なのでクリップ部分が小さいです。15cm以上ある大きいor重たいフィギュアのパーツをクリップするのには向きません。持ち手は自作するのがおすすめです。
反対に、15cm以下の小さいフィギュアでは市販品の持ち手でもokです。クレオスより販売されている「ネコの手」シリーズが有名です。「塗装棒」や「ペインティングクリップ」で検索してみてください。
⑥塗装ベース
塗装したパーツの持ち手を差し込んで乾燥させます。「⑤持ち手」を自作した場合は、塗装ベースも自作しましょう。上の写真は100均で販売されている発泡スチロールを重ねただけですが、これで充分です。
市販品では、クレオスより販売されている「ネコの手」シリーズが有名です。
⑦静電気除去ブラシ
この静電気除去ブラシでフィギュアを拭くことで静電気が除去されます。フィギュア表面の静電気が除去されるとホコリが付きにくくなります。
フィギュア以外にも、プラモデルやカメラレンズにも使用できます。
⑧綿棒(塗装用)
普通の綿棒とは別に、先の尖った塗装用の綿棒というものが販売されています。写真の右側が普通の綿棒、左側が塗装用の綿棒です。
先端が細く固く尖っているため、はみ出して塗ってしまった部分などの細かい塗料を落とすのに適しています。各塗料に応じた溶剤を綿棒に含ませて擦れば塗料が落ちます。
細かい部分ではなく、広く塗料を落としたい場合は、ごく普通の市販されている綿棒を使いましょう。
⑨空気清浄機
基本は換気ですが、心配であれば用意しましょう。粉塵が部屋に舞ってしまうと健康被害にも繋がります。窓を開けられないときはこれを稼働させています。
⑩乾燥ブース
フィギュアを一時的に保管しておくためブース(箱)です。乾燥とホコリ対策のため、塗装が終わった後にフィギュアを入れておきましょう。おすすめはダイソーのシューズケース。大きさがちょうど良いです。100均でも充分。
フードケースもなかなか使い勝手が良いです。
プラモデルでは山善の食器乾燥器が有名です。
まとめ
最後にフィギュアのリペイントに使う周辺道具をまとめておきましょう。
今後も随時追加予定です。(何か他何にオススメの周辺道具があればコメントで教えてください)。
