
この記事はYouTubeでフィギュアのリペイント動画を投稿しているAtsuki Artチャンネルが監修しました。今回紹介するものはYouTubeチャンネルで実際に使われているものです。
では、いきましょう!
フィギュアのリペイントに使うオススメ道具
オススメのエアブラシ
ウェーブ スーパーエアブラシJr.(廃版)
ノズル径0.3mmのダブルアクション。
AtsukiArt(YouTubeチャンネル)でメインに使われていた格安のエアブラシ。現在も主にメタリック塗装で使用中です。塗料噴出量の微調整が困難なのが唯一の難点ですが、特に問題なく使えているモデルです。
スーパーエアブラシ ジュニアは販売が終了しました。2019年12月現在は後継モデルのウェーブ スーパーエアブラシ ジュニア2が販売中です。
GSIクレオス プロコンBOY PS270 WA プラチナ 0.2mm
ノズル径0.2mmのダブルアクション。
AtsukiArt(YouTubeチャンネル)でメインのエアブラシとして使われています。塗料を非常に細かい霧状にして吹くことができるため、表面の仕上がりが滑らかになります。0.2mmなので、もちろん細い線も描けます。価格も安く、高い満足度を誇るスタンダードモデルです。
オススメのコンプレッサー
GSIクレオス Mr.リニアコンプレッサープチコン PS351
AtsukiArt(YouTubeチャンネル)で使われているコンプレッサー。動作音が非常に静か(45dB)なコンパクトモデル。2017年に黒色バージョンが発売開始しましたが、性能は同じです。
オススメの塗装ブース
タミヤ エアーブラシシステム No.38 スプレーワーク ペインティングブースII
AtsukiArt(YouTubeチャンネル)で使われている塗装ブース。屋内で塗装する際の必需品です。自作塗装ブースの作成が面倒な方におすすめ。
エアブラシ選びのポイント
シングルアクションとダブルアクションのどちらが良いのか?
「空気の量」と「塗料の量」が調節できるダブルアクションを選びましょう。フィギュアのリペイントでは塗料の噴射量を調節していく必要があるため、はじめの1本にはダブルアクションをおすすめします。
広い面をベタ塗りするのであればシングルアクションを選びましょう。例えば、プライマーやトップコートの塗装です。しかし、細かい塗装ができないので、はじめの1本目には適していません。
ノズル径は0.2mmと0.3mmのどちらが良いのか?
フィギュアをリペイントしたいのであれば、0.2mmをお勧めします。フィギュアは凹凸面や細かく入り組んだ造形が多いため、小さい箇所への塗装が必要です。もし、フィギュアのサイズが10cm~20cmであれば、迷わず0.2mmを選びましょう。
”ノズル径”とは塗料を噴射させる穴の直径のことです。ノズル径が小さいほど塗料が出る穴が小さいので、塗料を細く噴射させることができます。反対に、ノズル径が大きいほど塗料が出る穴が大きいので、塗料を広く噴射させることができます。
- ノズル径が小さい=細く噴射できる
- ノズル径が大きい=広く噴射できる
30cm級のフィギュアであっても、ノズル径は0.2mmをおすすめします。平面の多いプラモデルであれば0.3mmの方が使いやすいです。しかし、フィギュアはサイズが大きかったとしても、造形が入り組んでいます。
ただし、実際に使ってみると、0.2mmと0.3mmは使用感にあまり違いはありません。そのため、0.3mmではダメというわけではありません。これは好みに依るところが大きいでしょう。
主な用途がメタリック塗装であれば、0.2mmだとノズル詰まりが起きやすくなってしまうため、少しでもノズル詰まりの起きにくい0.3mmをお勧めします。
まとめ
最後にフィギュアのリペイントに使う道具をまとめておきましょう。
今後も随時追加予定です。